
深く知りたい
という声にお応えします。
- 歌詞の内容を深く知りたい
- 作詞の参考したい
タイトルの「朝陽」とは
「朝陽」と書いて「ちょうよう」と呼んでしまう方もいると思いますが「あさひ」と読むのが正しいようです。
「朝陽」がなぜ、この曲のタイトルになったかもこのブログを最後まで読んでいただければわかります。
それでは、よろしくお願いします。
歌詞と考察
曲名:あいみょん 「朝陽」
作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
1番
「今日はちょっと早いかもゴメン」 なんて言われましても
私遅かれ早かれ後悔するから 何でもいいよ もう何でも
どうでもいいよ もうどうでも ズタズタになってボロボロになって
どっかの公園の隅にでも捨てて下さい愛されたい 愛されてみたい 愛されて 愛してみたい

ガンガンに表していて、
途中で私遅かれ早かれ後悔すると書かれてるという事は
それなりの経験があると解釈できますね。
「終電逃して何のつもり?」 って聞かれた恥ずかしさ
期待してないなんて言えないし というか分かってよ もう分かってよ
どうでもいいよ もうどうでも そうやっていっつも傷つけるんだ どっかの誰かさんはそうやって また明日傷つけて 気づかないで 傷ついて キスせがんで
ダメね こんな私ではダメね

自分に嫌気刺した状態まで陥ってるのがわかります。
2番
乾電池みたいな女だよ それは自覚しているし
度胸もない 包み込んでくれる故郷もない 今日もいない どうしようもない
どうでもいいよ もうどうでも ズタズタになってボロボロになった
心のシュレッダーの刃はもうガタガタだ

乾電池みたいな女とありますが、
「役目を果たしたら簡単に捨てられる」という意味が込められており、
要は「都合のいい女」であると自覚していて
これまでの孤独な経験も重なって
病んでしまっているのが一目瞭然です。
愛されたい 愛されてみたい 愛されて
愛してみたい 愛されてみたいだけの 欲望ならどんなときも

一部の人にとっては、たわいのないことであるのが
切ない。
3番
貴方の事が好きだった いや今でも好きです好きです 好き
気持ちの悪い自分を殴りたい
少し痛い大切なとこ 心臓あそこ どこ そこ それが痛むの
嫌いじゃない痛み ダメね こんな私ではダメね

「好き↔嫌い」と揺らぎ、
情緒不安定でハッキリしない自分に嫌気を刺す。
このあたりにあいみょんらしさを感じますね。
始発待ちベンチ どっちの方向かも分からぬままに
ただまだ逢いたい 痛い痛い痛い あの感触をまだ確かめて痛い愛されたい 愛されてみたい 愛されて 愛してみたい
傷つけて 気づかないで 傷ついて キスせがんで 愛されたい
愛されてみたい 愛されて 愛してみたい 愛されてみたいだけの欲望ならどんなときも

彼と過ごした始発待ちのベンチで
ひたすらに彼からの愛を求めてます。
タイトルの「朝陽」は、『始発待ち=朝陽が昇る時間』
という意味合いでつけられたのではないかと僕は思っています。
まとめ
悪い恋愛にハマっていく女性のリアルな気持ちを、脱力感のあるアップテンポな曲調で表現するというギャップが凄く面白いですね。
「平和だけがすべてじゃない」と思わせてくれる、あいみょんの詞の世界観だとても素敵です。
読んでいただき、ありがとうございました。